コモンモードノイズフィルタ

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小形品やアレイ品など幅広い品揃えで、コモンモードノイズの除去に貢献
ディファレンシャルモードの通過帯域が広く、高速データの信号品質を確保
シンプルな積層・焼結構造により、環境信頼性品質や実装信頼性に優れる

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PANASONIC DEVICE NEWS

この動画ではコモンモードノイズフィルタの特長や選定方法などを詳しく解説しています。
近年ますます高速化しているデジタルデータ通信ではコモンモードノイズ対策が重要となっており、このノイズ対策部品としてコモンモードノイズフィルタが使用されています。
パナソニックのコモンモードノイズフィルタは、USB3.2 Gen1やHDM!2.1などの高速インターフェイスにも対応した幅広いラインアップを取り揃えています。

コモンモードノイズフィルタ(CMNF)とは?

差動信号回路のコモンモードノイズ抑制と信号品質の確保に使用されるノイズ対策部品

コモンモードノイズフィルタの働き

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特長

小形品やアレイ品など、幅広い品揃えにより、コモンモードノイズ除去に貢献

単品
コモンモードノイズフィルタ(CMNF)単品imageUnit: mm (typ.)
アレイ
コモンモードノイズフィルタ(CMNF)アレイ品imageUnit: mm (typ.)

コモンモードノイズフィルタ(CMNF)サイズ別image

コモンモードノイズフィルタ(CMNF)容量範囲image

ディファレンシャルモードの通過帯域が広く、高速データの信号品質を確保

■高速データ信号の伝送スピード例

高速データ信号の伝送スピード例

データ信号を通すために必要な周波数帯域 ≧ 最大伝送スピードの1.5倍 が目安です

下向き矢印

■ディファレンシャルモード信号の通過帯域特性

ディファレンシャルモード信号の通過帯域特性

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要素技術

コモンモードノイズフィルタ構造図

シンプルな積層・焼結構造により、環境信頼性品質や実装信頼性に優れる

  • ① コイル
  • 焼結コイルで耐熱性に優れる
  • ② ガラスセラミックス/非磁性フェライト
    ③ 磁性フェライト
  • 一体積層・焼成により、強固な素体強度を確保
  • ④ 外部端子電極
  • 焼付け電極で電極強度が強く、
    実装信頼性を確保

業界トップレベルの「小形・積層化」を実現できる独自技術

  • ① コイル
  • 業界トップレベルの微細パターン形成で
    ・小型化が容易
    ・コモンモードインピーダンスが大きい
    ・直流抵抗が低い
    コイルpaturn image
  • ② ガラスセラミックス
  • 独自開発、低誘電率ガラスにより
    ・コイルパターンの寄生容量を低減、高速信号の損失を抑える
    ・差動伝送回路の特性インピーダンスと整合
    ガラスセラミックス image
  • ③ 磁性フェライト
  • ・高周波損失を大きくすることで
    高周波ノイズの減衰を増加
    ・積層磁気構造の最適化でコイルの磁気結合を高める

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使用事例

差動信号回路からのノイズ対策

差動信号回路からのノイズ対策

  • LVDS/MIPI/V-by-One/eDP

    LVDS/MIPI/V-by-One/eDPの使用事例

  • HDMI1.4・2.0/MHL1.0・2.0

    HDMI1.4・2.0/MHL1.0・2.0の使用事例

  • LAN(100/1000Base-T)

    LAN(100/1000Base-T)の使用事例

  • USB2.0/USB3.0

    USB2.0/USB3.0の使用事例

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