回路設計担当者(事例)

回路設計担当者

要求される発熱抑制と輻射ノイズ抑制・2つの要求を同時に解決した方法とは

車載用USB電源は、接続する機器の高機能化に伴い、要求される電力量が増加しています。

課題

車載用USB電源の高電力化に伴い、発熱・輻射ノイズ抑制に最適な電子デバイスが必要に

車載用USB電源の設計・製造を行っている A 社。
接続する機器の高機能化に伴い、要求される電力量が増加しています。
しかし電力量の増加は部品に対する負荷が増え、発熱量や輻射ノイズが増加することから、周辺機器に与える影響が大きく、回路の見直しが必要となっています。
設計を担当する B 氏は、発熱や輻射ノイズ低下に対応できるデバイスの選定を進めています。

発熱・輻射ノイズを抑制をしなければいけないが、対策部材の追加は許されない状況

車載用USB電源の回路設計を担当する B 氏は、インダクタからの発熱と輻射ノイズ対策をするために、部品の見直しを行っています。部品の選定とシュミレーションも行い試行錯誤していますが、発熱課題はクリアできても輻射ノイズが残る等、理想的なデバイスを見つけることができませんでした。
対策部材の追加も検討しましたが、部材追加はコストが上がること、また、セットの大型化につながるため、部材追加は許されない状況でした。

課題のポイント

  1. 発熱抑制と輻射ノイズ抑制を同時に解決できる電子デバイスへの置換え
  2. 部品の選定とシュミレーションの繰り返し、更には対策部材の追加は許されない状況