焦電型赤外線センサPaPIRs(パピルス)から感度約2倍の新商品が登場

あらゆる”動きを”、確かな検知へ。1億台超の出荷実績を持つ焦電型赤外線センサPaPIRs(パピルス)から、高性能モデルが登場! あらゆる”動きを”、確かな検知へ。1億台超の出荷実績を持つ焦電型赤外線センサPaPIRs(パピルス)から、高性能モデルが登場!

急拡大する焦電型赤外線センサ市場と、導入における課題

  • 省エネと脱炭素社会の実現に向け、
    ますます期待される焦電型センサ

    世界的な電力需要増と不透明なエネルギー供給体制の中で求められる省エネ対応。商品開発のシーンでも機器の省エネ性能を高める焦電型赤外線センサへの関心は年々高まっています。

  • 一方で、商品開発者には負担も・・・

    従来、焦電型赤外線センサでは、部品の集約や回路設計の難しさなど工数面でも採用のハードルがありました。

  • 誤検知やセンサ故障などが不安

    従来の焦電型赤外線センサは、誤検知などの技術的な問題があり、ユーザーの不満を生むことがありました。

PaPIRs(パピルス)の「小型・高感度・高信頼性」により商品設計担当者の課題を解決

PaPIRsは、レンズ一体型・ASIC内蔵・小型・低消費電力設計により、回路設計等の手間を削減し、開発期間の大幅な短縮を実現。また電池駆動可能のため、 搭載機器の後付けも容易。累計1億個超の出荷実績には選ばれ続ける理由があります。

レンズ一体型構造のイラスト

レンズ一体型構造により
設計・組立が簡素化

レンズ、素子、回路が一体となっており、光学設計や組み立てが不要。設計工数・調達部品が削減できます。

レンズ一体型構造により
設計・組立が簡素化

レンズ一体型構造のイラスト

レンズ、素子、回路が一体となっており、光学設計や組み立てが不要。設計工数・調達部品が削減できます。

期待される効果
  • 設計や部品組み立ての手間が軽減
  • モジュール感覚で設置できて開発期間が短縮
アンプ・コンパレータ内蔵のイラスト

ASIC内蔵による回路設計の
省力化・高信頼性

アンプ・コンパレータ内蔵の自社開発ASICを搭載。外付け回路不要で誤動作やノイズも抑制します。

ASIC内蔵による回路設計の
省力化・高信頼性

アンプ・コンパレータ内蔵のイラスト

アンプ・コンパレータ内蔵の自社開発ASICを搭載。外付け回路不要で誤動作やノイズも抑制します。

期待される効果
  • 外付け回路が減ることで部品点数・設計ミス減少
  • ノイズ設計不要なのでEMC対策コスト削減
小型レンズ(例)の画像

小型・低消費電力で
電池駆動やデザイン性に貢献

待機時電流1μAなどの超低消費モデルや、省スペースに設置可能な小型タイプのレンズもラインアップしています。

小型・低消費電力で
電池駆動やデザイン性に貢献

小型レンズ(例)の画像

待機時電流1μAなどの超低消費モデルや、省スペースに設置可能な小型タイプのレンズもラインアップしています。

期待される効果
  • AC電源が取りづらい環境でも設置可能
  • 無線モジュールとの組み合わせで電池駆動の機器にも対応、配線も不要に
  • センサ筐体が小さく、デジタルサイネージ、操作パネル等、人目につきやすい機器への搭載に最適
 

誤検知をさらに減らし、検知をより確実に。PaPIRs+(パピルスプラス)新登場。

焦電素子の大型化と表面の黒化処理によって赤外線の吸収効率を飛躍的に高め、感度を従来比で約2倍に向上したPaPIRs+(パピルスプラス)が新発売。従来の高感度タイプ(EKMC46*など)と比べてノイズの影響を受けにくくなり、誤検知のリスクを大幅に低減します。
現在PaPIRsをご利用中・ご検討中で、「微動をもっと確実に検知したい」「誤検知を減らしたい」とお感じの方に最適なモデルです。また、他方式のセンサをご使用中で、「検知精度」と「コスト」のバランスにお悩みの方にもおすすめします。
PaPIRs+(パピルスプラス)は、人のわずかな動きも、より安定・正確に検知する次世代の焦電型赤外線センサです。

大型黒化素子により、感度約2倍を実現

PaPIRs(パピルス)とPaPIRs+(パピルスプラス)の感度の違いのイメージ図 PaPIRs(パピルス)とPaPIRs+(パピルスプラス)の感度の違いのイメージ図

特殊カーボン使用によって効率よくエネルギーを吸収

PaPIRs(パピルス)とPaPIRs+(パピルスプラス)のエネルギー吸収の違いのイメージ図 PaPIRs(パピルス)とPaPIRs+(パピルスプラス)のエネルギー吸収の違いのイメージ図

PaPIRs+で実現できる3つのこと

  • 温度差2℃でも検出可能に。
    微動検知性がさらに向上しました。

    これまで4℃以上の温度差が必要だった検出感度が、PaPIRs⁺では2℃にまで向上。わずかな温度差でも検知しやすくなり、微動や静止に近い状態でもしっかり反応します。

    ※同じ検知距離での比較

  • 検知距離が約1.4倍に拡大。
    より広い範囲をカバーします。

    高感度化と赤外線吸収効率の向上により、検知距離が従来の約1.4倍に。これまで届かなかったエリアの動きにも反応しやすくなり、広い空間への対応力が高まりました。

    ※同じ温度差での比較

  • 高密度な検出エリアで誤検知を低減。
    ノイズに強く安定した検知が可能です。

    焦電素子の大型化と設計最適化により、検出ゾーン内の密度が向上。従来の高感度タイプ(EKMC46*など)に比べてノイズの影響を受けにくく、誤検知を大幅に抑制できます。

    ※同じ環境下で比較

おすすめ用途例

  • AMN(NaPiOn)シリーズ
  • EKMB(WL)シリーズ
  • EKMC(VZ)シリーズ
  • PaPIRs+モデル

室内空間の移動検知による照明・空調制御

  • AMN(NaPiOn)シリーズ
  • EKMB(WL)シリーズ
  • EKMC(VZ)シリーズ
  • PaPIRs+モデル

住宅・店舗・倉庫などの侵入検知用センサ

  • AMN(NaPiOn)シリーズ
  • EKMB(WL)シリーズ
  • EKMC(VZ)シリーズ
  • PaPIRs+モデル

エルダリーケア等でのセンサデータ有効活用

  • AMN(NaPiOn)シリーズ
  • EKMB(WL)シリーズ
  • EKMC(VZ)シリーズ
  • PaPIRs+モデル

駅や公共施設における混雑検知や群集行動分析に活用できるデータを収集

  • AMN(NaPiOn)シリーズ
  • EKMB(WL)シリーズ
  • EKMC(VZ)シリーズ
  • PaPIRs+モデル

電波の影響を受けやすい場所(Wi-Fi機器の近くなど)での耐ノイズ性良好

PaPIRs ラインアップ

標準タイプ

検出距離と精度のバランスが良いものが欲しい!

EKMC(VZ)
標準感度、高感度を揃え、長距離検知ができるレンズなど豊富なレンズラインアップも特長です。様々な屋内での用途に幅広くお使いいただけます。
用途例
  • トイレ照明
  • オフィス共用部
  • 家電機器の材質在室検知 など

低消費電流タイプ

電源工事ができない場所などに独立設置したい!

EKMB(WL)
EKMCの性能に加えて、超低消費電流タイプをラインアップ、電池の長持ちにも貢献でき、電池駆動の機器に最適です。
用途例
  • 無線センサ端末
  • IoTデバイス
  • その他、電池駆動の機器 など

超高感度タイプ

誤動作をさらに低減し検知精度を高めたい!

PaPIRs+
感度がさらに向上し、わずかな動きや距離のある対象でも正確に検知することができます。誤検知を抑えたいシーンに適しています。
用途例
  • 病室・介護施設の見守り
  • 倉庫・工場の高天井照明
  • スマートビル全般 など

商品詳細・お問い合わせ

「自社の用途に合うか不安…」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。
検知エリア・設置環境に応じた最適なご提案をさせていただきます。