FAQ0123 CO2冷媒は何故注目を浴びているのですか?

回答

これまで冷凍・空調用冷媒として使用されてきたフロン(フルオロカーボン)は、オゾン層破壊係数(ODP)をゼロにするなど改良が加えられましたが、地球温暖化係数(GWP)はどうしても小さくすることができませんでした。そこで注目を浴びたのが、自然界に存在し、ODPゼロ、GWPゼロ~1と環境負荷が極めて小さい自然冷媒群(CO2、アンモニア、HCなど)です。
中でもCO2は毒性、引火性などの欠陥がなく、冷凍・空調機が廃棄される際に冷媒の回収が不要という長所があり、脚光を浴びています。

冷媒 ODP GWP 燃焼性 毒性 回収
自然冷媒 CO2 0 1 不燃性 なし 不要
HC 0 <3 強燃性 なし
NH3 0 ≒0 弱燃性 あり 不要
HFC R134a 0 1300 不燃性 なし
R410A 0 1900 不燃性 なし
R407C 0 1600 不燃性 なし
HCFC R22 0.055 1700 不燃性 なし

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