FAQ0080 ZNRサージアブソーバ:ZNRの故障判定方法を教えてください。

回答

ZNRの故障判定はバリスタ電圧を測定することにより可能です。
バリスタ電圧は、定電流電源にてDC1mA,1秒以内をZNRに通電し、通電時のバリスタの端子電圧を測定することで得られます。測定に際しては、他の部品に影響されないように、基板から取り外して測定する必要があります。
使用前後のバリスタ電圧を比較して使用後の変化率が±10%を超えると劣化故障と判定できますが、通常は初期値がわからないため変化率の計算は困難です。
初期値がわからない場合は、使用後のバリスタ電圧が規格値の上下限よりも更に10%以上外れている場合に故障と判定できます。
但し、判定精度は低くなります。

商品情報

回路保護部品(ESD、サージ、ヒューズ等)

お問合せ

製品についてのご質問は、下記フォームよりお問合せください。

ESDサプレッサへのお問合せはこちら

チップバリスタへのお問合せはこちら

バリスタ (ZNR®サージアブソーバ)へのお問合せはこちら

ヒューズへのお問合せはこちら