車載カメラにおける活用事例[6in1センサ]

車載カメラにおける6in1センサの活用ポイント

  • 温度特性の安定している6in1センサのデータでブレ補正を入れるこで各コマでの撮影画像を鮮明化、画像認識能力向上や6軸のデータから各コマ間の車両動作を補足、カメラマップ内自車位置特定補助が可能。
  • 振動特性の良い6in1センサのデータならば、商用車や建機等、強振動環境下での画像認識能力工場やカメラマップ内自車位置特定補助が可能、一品番でさまざまな車両に使用できるカメラシステムの実現に貢献。
  • 6軸1チップ機能安全対応により、ECUの省スペース、低コスト化に貢献。
車載カメライメージ

車載カメラへの6in1センサの採用効果

効果① : 安定の温度特性で正確な加速度・角速度のデータを取得、画像処理やマップ内での自車の動きの情報処理を補助

-40℃~125℃の動作保証温度範囲の中で、6in1センサは安定的なセンサデータ出力を行うことができ、フロントガラス裏のような温度影響を受けやすい環境でも、画像処理やカメラマップ内での自車位置情報処理を補助することが可能です。

【ポイント】

  • 幅広い動作保証温度範囲及び温度特性の良さから得られる安定したデータを8kHzの通信速度で出力でき、画像処理補助やカメラマップ内での自車位置情報処理の補助に活用できます。

効果② : 振動耐性で正確な加速度・角速度のデータを取得、画像処理やマップ内での自車の動きの情報処理を補助

商用車や二輪用のように、激しい振動環境下においても振動の影響を殆ど受けない堅牢性があるため、様々な車両におけるカメラシステムに対しても、安定したモーション・データを提供でき、画像処理やカメラマップ内での自車位置情報処理を補助することが可能です。そのため、同一品番で様々な車両に使用されるカメラシステムの実現に貢献できます。

【ポイント】

  • 商用車や重機の自動運転・自動操作におけるカメラシステムにおいても、温度特性の良さや振動特性の良さから、安定的なデータ出力を以て画像処理補助やカメラマップ内での自車位置情報処理補助が可能です。
  • 既に商用車や二輪のアプリでの採用実績あり。建機の自動化アプリケーションにおいても高評価をいただいております。

効果③ : 6軸検知と機能安全の両立を1チップで実現、省スペース、低コスト化に貢献

カメラからのインプットを元に走る・曲がる・止まるを判断する機能を持っている場合、カメラシステムに対しても機能安全が求められています。
パナソニックの6in1センサは、1チップMEMSの中に搭載されている3軸加速度センサ、3軸ジャイロセンサの計6軸全てに診断機能が搭載され、且つセンサ1チップでASIL-B(D)に準拠しており、6in1センサを1つ実装すれば、6軸検知と機能安全の両立が可能、省スペース、低コスト化を図ることができます。

【ポイント】

  • 6軸1チップ機能安全付きセンサで業界最小レベルのサイズを実現(当社調べ)。省スペース化、取り付け位置自由度向上やBOMコスト削減に貢献できます。

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