ESDサプレッサ

拡大
0.3pF以下の低静電容量の為、超高速信号のESD対策に最適
ESD耐量が大きい(接触・気中放電15kV対応)
0603、1005、1608単品と2012-4連の豊富な品揃え

新着情報

回路設計に役立つ情報を配信中

PANASONIC DEVICE NEWS

ESDサプレッサとは

ESDサプレッサは、ギャップタイプのESD(静電気放電、Electro Static Discharge)対策の保護素子であり、 サプレッサは、“抑制するもの、止めたり消したりするもの”という意味です。

  • 高電圧が印加されると急激に抵抗値が低下する特性を利用して静電気から電子機器を保護します。
  • 高電圧が印加されない通常使用時は高速差動信号回路や高周波回路の信号品質の確保に貢献します
  • ESDサプレッサの働き

    ・通常の信号はそのまま通過
    ・ESDはグランドに逃がして被保護素子を守る

    ESDサプレッサの働き
  • ESDサプレッサの電圧-電流特性

    高電圧が印加されると電圧降下を
    伴いながら電流が流れる

    ESDサプレッサの電圧-電流特性

【外観】

ESDサプレッサ外観

【内部構造】

ESDサプレッサ内部構造

ESD抑制効果例

ESD 試験条件:IEC61000-4-2(150 pF - 330 Ω),接触放電8 kV

ESD抑制効果例1
ESD抑制効果例2

特長

伝送特性 ( USB3.0 マスクテスト )

0.05pF以下 ( 0603、1005サイズ ) の静電容量のため、 伝送特性に影響を及ぼしません

■コモンモードノイズフィルタ単体

RX Eye

伝送特性 ( USB3.0 マスクテスト )

■コモンモードノイズフィルタ単体 + ESDサプレッサ単体

伝送特性 ( USB3.0 マスクテスト )

■コモンモードノイズフィルタ+ESDサプレッサ複合品

伝送特性 ( USB3.0 マスクテスト )

挿入損失 ( S21 )

0.05pF以下 ( 0603、1005サイズ ) の 低静電容量 のため、高速差動信号の信号品質や高周波信号の 挿入損失を劣化させません

挿入損失 ( S21 )

業界トップレベル のESD抑制特性を実現できる独自技術

ESDサプレッサの要素技術

① ギャップ電極

独自開発の加工技術により他社よりも狭ギャップ化 ( ~6μm ) の実現により
・ピーク電圧が低い
・低電圧のESDで動作可能

① ESD吸収材

独自開発の材料(導電粒子と樹脂の複合材料 ) により
・ピーク電圧が低い
・低電圧のESDで動作可能
・ESD放電後の高い絶縁性を確保

ESD吸収材

↑ページトップへ戻る

使用事例

① 高速差動信号回路

ESDサプレッサの使用例:高速差動信号回路

② RF回路 ( アンテナ回路 )

ESDサプレッサの使用例:RF回路 ( アンテナ回路 )

関連記事

↑ページトップへ戻る