活用事例
トヨタ自動車様 事例
トヨタ自動車様が開発されたAIバスケットボールロボット「CUE3/CUE4(キュースリー/キューフォー)」に、Panasonic製TOFカメラが搭載されています。CUE3はTOFカメラでゴールとの距離と方向を正確に計測し、 フリースローラインや3Pライン、更にセンターラインからのロングシュートも見事に決めます(下記動画)。Panasonic TOFカメラが取得する高精細/高精度の距離画像情報が評価され、CUE3/CUE4に採用されました。
画像提供:トヨタ自動車株式会社
画像提供:トヨタアルバルク東京株式会社
【トヨタ自動車様 CUE3ロングシュート動画】
動画提供:トヨタ自動車株式会社
用途展開
人物・形状認識支援

医療・福祉施設(見守り)
離床など、人の動きを認識。

店舗・展示会(見守り)
人の動きを追跡し、人数をカウント。

セキュリティ(監視)
人の動きや高さ情報から異常を検知。
物体検出/安全の監視

FA機器
ワーク検知、バーチャルエリアで侵入検知。

FA機器(自律移動)
農業機器や工場AGVなどのセンサに。

FA機器(農作物計測)
サイズや色で収穫時期を認識。
TOFカメラの特長

視差ズレのない
画像を撮影。
一つのセンサーでRGB画像と距離画像を撮影。同一視点により視差ズレのない画像を撮影でき、ズレ補正も不要。高精度な検知アプリ開発に貢献します。

高耐光タイプも
ラインアップ。
太陽光下でも撮影できるので、農作物の収穫をはじめ、さまざまな屋外使用が想定できます。

撮影シーンに応じて
画角が選択可能。
標準タイプ(H55×V41)と広角タイプ(H90×V70)をラインアップ。用途に合わせてお選びいただけます。

TOFカメラ同士の
干渉を軽減。
複数台のTOFカメラを同時に使用しても互いに干渉しにくく、大きな測距誤差の発生を防ぎます。

ワイドダイナミックレンジ
機能で測距範囲が拡張。
距離差・明暗差・反射率差のある条件下での測距範囲が拡張され、高精度で撮影が可能です。
紹介動画
商品ラインナップ
GC1 | GC4N | GC4W | GC5W | HC4W | |
---|---|---|---|---|---|
画角 |
標準タイプ |
広角タイプ |
|||
耐外乱光 | 屋内 | 屋内 | 屋内 | 屋内 | 高耐光 |
距離画像精細度 | 320 x 240 (約7.7万点) |
640 x 480 (約30万点) |
640 x 480 (約30万点) |
640 x 480 (約30万点) |
640 x 480 (約30万点) |
カラー画像精細度 | 640 x 480 | - | - | - | - |
近赤外画像精細度 | 320 x 240 | 640 x 480 | 640 x 480 | 640 x 480 | 640 x 480 |
フレームレート fps (Max) |
24 | 30 | 30 | 13.5 | 30 |
推奨距離 | 100∼6000 (mm) | 100∼6000 (mm) | 100∼4000 (mm) | 100∼4000 (mm) | 100∼3000 (mm) |
精度(@1000mm) | 26mm以下 | 26mm以下 | 26mm以下 | 26mm以下 | 26mm以下 |
光源 | 半導体レーザー 855nm |
半導体レーザー 855nm |
半導体レーザー 855nm |
半導体レーザー 855nm |
半導体レーザー 940nm |
動作環境温度 | 0∼40°C | 0∼40°C | 0∼40°C | 0∼40°C | 0∼40°C |
消費電力(カメラ単体) | 約5.4W | 約5.4W | 約5.4W | 約5.4W | 約5.4W |
新商品
エリア検知ユニット NC1(開発中)
「3次元空間の検知」が可能。
工場などでの安全ソリューション提案に
ライトカーテンやレーザースキャナーでは難しい3次元空間を検知。
しかも、コストを抑えながら実現しました。
スペック
検知ユニット | 下記組み合わせより選択可能
|
---|---|
設定可能エリア数 | 2エリア |
エリア設定方法 | PCアプリで設定 ※アプリ上の画像を使った設定および 座標/距離値入力による設定が可能 |
検知出力数 | 2端子 |
検知応答時間 | 140ms(検知点 1,305個時) |
検知可能サイズ | 3 x 3 (cm)(10pix x 10pix毎検知、撮影距離1m時) |
起動時間 | 30秒以内 |
電源 | PoE または DC24V外部入力 |
安全認証 | 未取得(非安全系機器の位置づけ) |
用途例
作業ロボットとの
接触リスク低減に。
高電圧・高温機器に
対する保護。
フォークリフトと
作業員の接触回避に。
新プラットフォームTOFカメラ NC2(開発中)
特長
製品価格を抑え、
使用現場の
コスト減に貢献。
搭載する筐体の
スペースを有効活用
できる小型サイズ。
インターフェース
MIPI-I/Fを搭載。
低消費電力を
実現。
スペック
HC4W + JC2(現行プラットフォーム) | NC2(新プラットフォーム) | |
---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() |
センサータイプ/画素 | 高耐光NIRタイプ/640 x 480 (pix) | 高耐光NIRタイプ/640 x 480 (pix) |
画角 | 90° x 70° | 90° x 70° |
フレームレート | 30/15/10 (fps)(レジスタによる切替) | 30/15/10 (fps)(レジスタによる切替) |
光源/レーザークラス | 940nm VCSEL x 4/Class 1 | 940nm VCSEL x 2/Class 1 |
測定距離(反射率 83%) | 日中∼3m、日陰/夜間∼5m | 日中∼3m、日陰/夜間∼5m |
インタフェイス | Ethernet | MIPI-CSI-2 |
電源 | PoE/外部IO | 外部コネクタ (5V) |
消費電力(定格発光時) | 12W | 5W |
サイズ | W100 x H66 x D48 (mm) | W80 x H40 x D27 (mm) |
筐体 | 樹脂 + 金属 | 高放熱金属筐体 |
動作環境温度 | 0∼40°C | 0∼40°C |
機能 | 干渉軽減機能 ・ WDR機能 ・ ROS対応 | 干渉軽減機能 ・ WDR機能 ・ ROS対応 |