監視カメラメーカーD社 設計開発プロジェクト(事例)

監視カメラメーカーD社 設計開発プロジェクト

小型化する電子機器にとって避けられない熱・ノイズ対策 課題を解決し、高性能監視カメラの市場投入を実現

住宅や都市のセキュリティ維持、公共設備や工場内のモニターなど、高機能な監視カメラの需要が高まっています。

課題

事例の背景

1台でより広角に撮影でき、かつ特定の場所を鮮明にズームアップできる監視カメラが求められているなか、 監視カメラメーカーD社では、高性能な監視カメラを市場に投入すべく、4K、8Kに対応できる製品開発をすすめています。
A氏が担当する4K対応監視カメラの開発プロジェクトでは、さまざまな設計課題が浮上しています。

課題の内容

設計課題となっているのは、高解像度対応に必要なCMOSセンサ、DSP(Digital Signal Processor)から発生する熱対策です。Aさんは、温度仕様に合わせるための対策について、何社かに問合せを行っているところです。 また、通信データ量が大きくなるため、高速伝送の対応が必要となります。 高速伝送に対応したノイズ部品の選定、さらには回路基板の小型化も実現しなければなりません。

課題のポイント

  1. 高解像度の画像処理を行う回路の熱対策
  2. 高速伝送のノイズ対策