FA機器メーカーB社 電源設計担当者(解決)

FA機器メーカーB社 電源設計担当者

ノイズ除去・環境対応・不安定な電源への対応・・・山積みの問題を解決し、高付加価値な製品開発を実現した方法とは

解決

解決のポイント

  1. ノイズ対策のプロと一緒にシミュレーションとEMC設計を実施
  2. 解析結果を踏まえ、分離発注することなく最適な部品選定を実現

ノイズ対策のプロとシミュレーションを実施し、原因特定に成功

困り果てたA氏はノイズ対策部品で付き合いのあるパナソニックの営業担当者に相談をしました。営業担当者に回路動作時の電源について相談したところ、解析サービスを含めた提案をされ、ノイズ対策のプロと一緒にシミュレーションを実施することになりました。その結果、スイッチング電流のループ経路に問題があることが判明しました。また、放射ノイズの発生も確認できたため、並行してノイズ対策部品の選定/配置を含めたEMC設計を行いました。ノイズ除去の相談を通して、パナソニックのノウハウに手ごたえを感じたA氏は、まだ手を打てていなかった環境対応と不安定な電源対応の相談も行うことにしました。

パナソニックの知見を活用して付加価値をつけた製品を開発

追加で実施した温湿度試験の結果やパナソニックが持つ東南アジアでの生産経験から、セット全体での最適な部品選定や配置を提案され、必要な部品をパナソニックからワンストップで調達することに決めたA氏は、開発期限内に電源回路の設計を完了することができました。B社は得意先からの要求に応え、付加価値をつけた製品の開発をできたため、タイ工場の増産計画に採用されただけでなく、ベトナム工場における新たな相談が舞い込みました。B社はパナソニックとはこれまで特定のノイズ対策製品での付き合いのみでしたが、今では開発の上流から熱・ノイズの相談相手として深く付き合うようになりました。

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