素材に関するお問合せ
- 銀、亜鉛2種複合系抗菌材で、複合使用環境に応じた2種類の基本グレードを準備しています。
- 特殊酸化亜鉛単結晶『パナテトラ』を複合し、あらゆる複合マトリクスに対応しています。
グレード
● アムテクリーンZ[グレード・抗菌効果例]
グレード名 |
形状 |
構成 |
主な複合マトリクス |
---|
MK-10 |
白色粉体 |
銀化合物担時リン酸カルシウム+パナテトラ |
塗料、樹脂 |
MK-12 |
白色粉体 |
銀化合物担時ほう珪酸ガラス+パナテトラ |
樹脂 |
- 評価方法:フィルム密着法(JIS法準拠)
- 構成・・・銀化合物・酸化亜鉛・担持体(粉体)
- 梱包仕様・・・10kg詰め紙袋
特長
アムテクリーンZの抗菌効果

アムテクリーンZの抗カビ効果
【MK-10】
試験方法:
試料を規定の濃度になるように添加し、麦芽寒天培地に作成した。
培養したカビのコロニーを採取し、所定条件で処理後、麦芽寒天培地に注入し試験実施


【MK-12】
JIS Z 2911 カビ抵抗性試験

パナテトラの光触媒活性効果
パナテトラは半導体特性を有したテトラポット形状酸化亜鉛単結晶であり、紫外線照射で、励起されて電化分解がおこり電子が抜け出し、価電子帯に正孔が生じるので、電気的に中性になろうとする働きがある。このため、近くにある有機物の電子を奪い、分子結合が切断され、分解される光触媒効果を生む。
【光触媒活性による水浄化実験結果】
光触媒作用による水中の色素成分の酸化分解の活性を評価する。色素成分として、青色色素のIndigo Carmine を使用する。Indigo Carmineは、発色団に起因する、610nm付近に大きな光吸光があり、光触媒で分解浄化されると吸光が低下する。

パナテトラの紫外線吸収特性
パナテトラは半導体特性を有したテトラポット形状酸化亜鉛単結晶であり、電子の励起が直接遷移である為、バンドギャップに相当する375nmからシャープに吸収するので紫外線吸収材として優れている。また、可視光線から近赤外にわたって全般的に高い反射率を示し、白色粉末の特徴を備えている。

応用例
1. パナテトラ仕様抗菌性集塵フィルタ

2. パナテトラ仕様抗菌性樹脂浄水器部材
パナテトラ仕様抗菌性ABS樹脂浄水器部材

パナテトラ仕様抗菌性PP樹脂浄水器部材
