熱対策シート PGSグラファイトシート(GraphiteTIM)

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熱抵抗率 : 0.2K・cm2/W(600kPa加圧時) 
加圧することで反り、ゆがみに密着し、熱抵抗特性に優れる
優れた圧縮性 : 40%以上(600kPa加圧時)
高信頼性:-55~400℃に対する長期信頼性に対応

PGSグラファイトシートは様々な熱問題を解決します。

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PANASONIC DEVICE NEWS

高結晶グラファイトを用いた、高信頼性、簡単インストールを実現する、これまでに無いサーマルインターフェース材料

GraphiteTIMはパワーデバイスから発生する熱をヒートシンクに伝える
優れたサーマルインターフェース材料として、デバイスの高寿命化、作業の効率アップ
トータルコストダウンに貢献します。

※注意:この動画には音声が含まれています。

GraphiteTIM

PGSグラファイトシート(GraphiteTIM)とは

PGSグラファイトシートとは、カーボンの中のグラファイトの一種で、
パナソニックが初めて開発した柔軟性を持つ人造黒鉛シートです。
⇒カーボンのメリット:軽量、高強度、高安定性、低環境負荷

PGSグラファイトシートとは image

熱対策シートの基本機能

  • ① 熱輸送
  • 熱輸送 image
  • ② サーマルインターフェース
  • サーマルインターフェース image

熱の伝わり方

  1. GraphiteTIMによって温度上昇を低減 image

    GraphiteTIMによって温度上昇を低減

使用事例

  • <Power IC>
  • Power IC image
  • <FET>
  • FET image

GraphiteTIMの特長

特長

  • 低熱抵抗
  • 高信頼性
  • 取り扱いが
    容易
  1. 低熱抵抗

    高い圧縮率を有するグラファイトシートで、グリース同等の低熱抵抗を実現

    ■熱伝導の異なるグリースとの熱抵抗の比較 (グリス厚み100 μm の場合)

    低熱抵抗 graph

    測定装置:TIM Tester ( ANALYSIS TECH, ASTMD5470 compliant )

    ・グリース同等の低熱抵抗を実現

  2. 高信頼性

    グリースと比較し熱抵抗の変化が小さく、高い長期信頼性の低熱抵抗を実現

    ■ポンプアウト現象による劣化

    ポンプアウト現象による劣化 image

    ポンプアウト試験 ヒートサイクル ( -40⇔100°C )
    材料 Initial 120 times 特性劣化
    ( 熱抵抗)
    グリース グリース Initial グリース 120 times after
    GraphiteTIM GraphiteTIM Initial GraphiteTIM 120 times after

    ・ポンプアウト( たれ落ち等) が無く特性変化が少ない。

  3. 取り扱いが容易

    シート製品の為、取り扱いが容易( 枚数管理、リペア、加工)

    ■ネジで止めるだけで取り付け完了

    ネジで止めるだけで取り付け完了 image

    ・GraphiteTIM 使用の場合は、塗布工程は不要。
    ・穴加工等のカスタマイズ及びリペア作業が可能。

参考:従来のPGS との比較

●熱抵抗比較

熱抵抗比較 image

●パワーモジュール

パワーモジュール image

・GraphiteTIM は非常に圧縮率が高いため、段差凹凸に追従し熱抵抗を低減し効率的に放熱します

主な用途

電子機器内のパワーモジュール等の発熱部品の冷却

  • 各種インバーター、コンバーター
  • 車載カメラ、モーター制御ユニット、車載用LED、HUD レーザー光源、医療機器
  • 基地局、サーバー

その他の熱商材ラインアップ

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