2007年8月26日パナソニック エレクトロニックデバイス株式会社【新製品】
小型ポータブル機器の地上波デジタル・アナログ受信に最適「国内地上デジタル・アナログ放送受信用
チューナモジュール」を製品化業界最小サイズ(※1)でデジタルとアナログ受信を実現
パナソニック エレクトロニックデバイス株式会社[社長:小林 俊明]は、パソコン・ポータブルテレビ・ポータブルDVDプレーヤなどの小型ポータブル機器に最適な業界最小サイズ(※1)を実現した「国内地上デジタル・アナログ放送受信用チューナモジュール[1]」を製品化しました。
| 製品名 | 国内地上デジタル・アナログ放送受信用チューナモジュール |
|---|---|
| 品番(タイプ名) | CTMK01 |
| サンプル価格 | 15,000円/個 |
| 量産対応時期 | 2007年9月 |
| 月産数量 | 50,000個/月 |
市場では、デジタル放送の全国的な普及に伴い、テレビセットやDVDレコーダなど「地上デジタル放送受信用ユニット」を搭載した家庭用AV機器が拡大しています。今後本格的な市場成長期を迎え、大画面薄型テレビに加え、小型サイズや低消費電力が必須となるパソコンやポータブルテレビなど、様々な受信機器への展開が予想されます。このような中、当社では、業界最小サイズ(※1)で高性能を実現した「国内地上デジタル・アナログ放送受信用チューナモジュール」を製品化しました。
|
|
| (※1) 2007年8月26日現在「国内地上デジタル・アナログ放送受信用ユニット(デジタル復調回路内蔵)」として(当社調べ) (※2)当社「デジタル放送受信用ユニット(TTM10J)」 |
【用途】
デジタル民生機器(パソコン、ポータブルテレビ、ポータブルDVDなど)
パナソニック エレクトロニックデバイス(株) チューナビジネスユニット チップチューナ事業グループ マーケティングチーム 星山 直樹 電話:(0585)36-2317、FAX:(0585)36-2304 ホ−ムペ−ジURL:http://www.panasonic.co.jp/ped/
【特長の詳細説明】
1.業界最小サイズで地上デジタル受信を実現
従来ユニットは、チューナ回路をRF IC、空芯コイル、ディスクリート部品で構成された外部回路(RF同調回路、発振回路)とフィルター、水晶、復調LSIなどで構成していたため、占有面積が大きく、ノートパソコンやポータブル機器などへの搭載が困難であるという課題がありました。これを解決するために、今回当社ではチューナ回路を高集積 RF ICと小形チップ部品を高密度実装することにより大幅に占有面積を削減し、業界最小サイズ(容積 2.0cc 当社従来比 容積 約35%)を実現しました。本製品は、地上デジタル放送対応のパソコン周辺機器やノートパソコン、ポータブルテレビの更なる小型・薄型化の実現に貢献できます。
2.業界初の面実装フルセグデジタル・アナログ受信モジュールを実現
従来のチューナユニットは基板に挿入して使用する構造のため、製品厚みが大きく、ノートパソコンやポータブル機器などの実装スペースの小さい機器への搭載が難しく、またデジタル・アナログ両受信の場合、各々専用ユニットが必要でした。今回、当社モバイル機器向けのチューナモジュールで開発した高密度両面実装構造を採用することにより、デジタル復調回路とアナログ復調回路を分離しつつ、1パッケージ化し、業界初の面実装フルセグデジタル・アナログ受信モジュールを実現しました。本製品はセット構造設計の自由度の向上と、面実装部品として他の面実装部品と同時に実装することができ、セット製造工程の簡素化を図ることができます。
3.小形でデジタル・アナログ受信の高性能化を実現
従来のチューナユニットでは小形でデジタル受信回路とアナログ受信回路を内蔵した場合、回路ブロック間での干渉によって受信性能が劣化するという課題がありました。今回当社では高集積RF ICの導入とデジタル回路とアナログ回路を完全に分離できる高密度両面実装構造を採用しています。またデジタル受信時とアナログ受信時にはそれぞれ使用していない回路ブロックをオフできる制御アルゴリズムを導入、互いの回路間での妨害を抑制、優れたデジタル受信性能とアナログ受信性能(当社従来品比 同等以上)を実現、機器の高性能に貢献します。
【基本仕様】

【用語説明】
- [1] 国内地上デジタル・アナログ放送受信用チューナモジュール
日本の地上デジタル放送の規格であるISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)規格とアナログ放送に準拠した放送信号を受信し希望チャンネルを選局、復調するモジュール。
以上
